普段の生活の中では様々な事に出会います、これはいい事これは悪い事。
自分の目線で見て都合の良い事はいい事、都合悪い事は悪い事として分け隔てる。
自分でジャッジしているわけですから、自分が中心であります。
心がすっきりとしている時もあれば、落ち込む時もあります、浮いたり沈んだり。
また、人と自分を比べて優位に立ちたいと思い上がり人を見下す。
時には、仏さまのお手柄でさえ自分の手柄に横取りしてしまうのでした。
南無阿弥陀仏のお働きに気づかせて頂けないと全くこのような事に気が付く事は無い私であります。
南無阿弥陀仏は私の頭を押さえて下さり、気が付かせて下さる事があります。
「そのような自分中心でしか生きることが出来ないお前、決して救われる事の無いお前だからこそ本願を立てた、必ず救いとるから念仏して浄土に生まれておくれ、南無阿弥陀仏」
思い出してもなんまんだぶ 忘れてしまってもなんまんだぶ
お浄土に生まれるとすぐにまた苦しみの世界に還ってきます、今度は自分中心ではなく南無阿弥陀仏のお働きとならせて頂けるのでありますね。