私は子供の頃に沢山の生き物を殺してきました、悪い事だとは頭でわかっていても辞められなかったのです。
今現在でも家の中でゴキブリが出れば駆除しようとし、止まった蚊が血を吸えば無意識にパチン！とやってしまいます。
毎日の食事でも生き物の命を奪い続けている、教えに出遇うまで悪い事だとは思ったことは全く無く考えた事もありませんでした。
因果応報という教えがあります、簡単に言えば1匹の魚を食べれば次に私が魚に生まれて食べられる番になるという事であります。
生きていく為に命を奪い続ける事が辞められず心から申し訳無いとも思えない、しかも普段の生活では怒りや愚痴不満が絶え間ない。
勝った負けた、損した得したと自分の都合でしか生きられずにまた次の生で苦界に堕ち永遠に同じ事を繰り返すと阿弥陀さまの目には映っているのですね。
これらは私が阿弥陀さまに願いを起こさせた理由であり,その願いとは自力で迷いの世界を抜ける事が出来ない私をお浄土に生まれさせて仏にするという事でした。
