葉月との思い出

葉月は姉の家族の一員で柴犬の女の子でした。
愛称は「は~ちゃん」、性格は基本的に控えめで美人でお茶目でした。

 

今から20年以上前の事でしたが、初対面にもかかわらずにずっと私からくっついて離れないので私の事を気に入ってくれたのかな・・・と思っていたのですが、実は男の人なら誰でも大好きで女性には見向きもしなかったらしいのです。
しかしなついてこられると悪い気はしないし嬉しい、私もは~ちゃんになつき?ました。

 

その後、1~2か月に一度位会っていましたが、私とは~ちゃんは相思相愛になってゆきました。(私が勝手にそう思っているだけ?)

 

こんな事があったそうです、姉家族が海水浴に行った時には~ちゃんも一緒に行ったそうです、は~ちゃんは海には目もくれずに一心不乱に1時間位、海辺の砂を掘り続けていたそうです。😅
何を考えてはったのでしょうね、しかしその姿を想像するだけて微笑ましい、癒されました。💕

 

 

・・・このままは~ちゃんにとって楽しい事や嬉しい事がずっと続いてくれたらいいのにと。....

 

命あるものはいつかはこの世との縁がつきる、無常であります。


晩年には~ちゃんはがんになりました。
治療の為に片方の後ろ足を切断しましたが、転移もしていたらしくかなり苦しんでいたらしいです。

最後に私が会いに行った時は普段と変わらないように見えたのですが、姉に聞くとさっきまで苦しんでいたと聞いてうるうるとしました。😢

 

お見舞いが終るとは~ちゃんは姉と2人でお見送りをしてくれました、振り向くと3本の足で立ったままずっとこっちを見ていた、は~ちゃんありがとうねバイバイ!
その3日後には~ちゃんは7歳でこの世を去りました、姉によるとは~ちゃんは私と会うのがこれが最後とわかっていたのか 私の姿が見えなくなるまでずっと視線を私に向けたままそらさなかったそうです。😢😢

 

 

人間に生まれてこれるのは、ガンジス川の砂の数程の生きとし生けるものの中から一掴みの砂の数程、仏法に出遇えるのはその中からさらに指先の砂の数にも満たないらしいのですが、は~ちゃんが次に生まれる時は、人間に生まれて仏さまに出遇ってほしいと願っています、これは阿弥陀さまが本当に願っておられる事でありますから。


南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏🙏✨